問い合わせが来ないホームページの共通点|中小企業診断士が指摘する5つの欠陥

「お金をかけてホームページを作ったのに、問い合わせが全然来ない」——中小企業の経営者から最も多く聞く悩みです。FUN-CREATEがこれまでに診断・改修したホームページは100サイト以上。そこから見えてきた「問い合わせが来ないホームページの共通点」は、ほぼ5つに集約されます。
本記事では、中小企業診断士の視点から問い合わせが来ない5つの欠陥と、それぞれの改善方法を解説します。今お持ちのホームページが当てはまっていないかチェックしてみてください。
欠陥1:「会社案内型」になっている
最も多い欠陥がこれ。トップページに「ご挨拶」「会社概要」「事業案内」が並び、訪問者が知りたい「あなたの会社で何が解決できるのか」が見えない構造です。
なぜ問題か
訪問者の90%は「自分の課題が解決できるか」を3秒で判断します。会社案内型サイトは、訪問者の課題視点で書かれていないため、即座に離脱されます。
改善方法:「課題提示→解決策→実績→CTA」の構造に
- ファーストビュー:「○○でお困りの企業様へ」と訪問者の課題を提示
- 解決策:自社サービスでどう解決するかを3つに絞って明示
- 実績・社会的証明:数値・事例・顧客の声
- CTA(行動喚起):「無料診断」「資料請求」など次の一歩
欠陥2:「誰に向けたサイトか」が不明確
「すべてのお客様」を対象にしたサイトは、誰にも刺さりません。ターゲットを絞らないと、訪問者は「これは自分のためのサイトじゃない」と判断します。
改善方法:明確なターゲット表現
次のような書き方に変えるだけで、CVR(コンバージョン率)が大きく改善します。
| NG例 | OK例 |
|---|---|
| 地域の皆様に喜ばれるサービスを提供します | 西尾市内の従業員10〜30名の製造業向けに、WEB集客とDXを支援します |
| 高品質なサービス | 創業20年・1,200社の実績を持つコーポレートサイト制作 |
欠陥3:「CTA(行動喚起)」が弱い・少ない
訪問者が「問い合わせたい」と思った瞬間に、すぐにアクションできる動線がないと、その熱量はすぐに冷めます。
よくあるNG
- 問い合わせボタンがフッターにしかない
- 電話番号が小さく、クリックしても発信できない
- フォームの項目が15個以上ある
- 「お問い合わせ」だけで、何を相談できるか不明
改善方法:CTAを「複数・段階的に」配置
- ヘッダー・サイドバー・フッター・各セクション末尾にCTAを配置
- 段階的なCTAを用意(資料DL→無料診断→ご相談)
- 具体的な行動を明示:「30秒でわかるWEB診断レポート(無料)」
- フォームは必須項目を3〜5個に絞る
欠陥4:「実績・社会的証明」が薄い
訪問者は「本当にこの会社で大丈夫か」を確認したい生き物です。実績・お客様の声・第三者評価がないサイトは信頼を得られません。
必須の社会的証明要素
- 具体的な施工・支援事例(写真・数字付き)
- お客様の声(実名・顔写真があると効果倍増)
- 取引実績・主要顧客ロゴ
- メディア掲載・受賞歴
- 資格・認定(中小企業診断士・ISO等)
- 創業年数・累計実績数
FUN-CREATEで支援した飲食店のケースでは、お客様の声を実名+写真+具体的なエピソードに変更しただけで、フォーム送信数が月3件→11件に増加しました。
欠陥5:「スマホ最適化」と「表示速度」が不十分
2026年現在、BtoC サイトの訪問者の70%以上、BtoBサイトでも50%前後がスマホからです。スマホで使いにくいサイトは、訪問者が即離脱します。
チェックポイント
- スマホで文字が読みやすいサイズ(最低14px、推奨16px)
- ボタンが指で押しやすいサイズ(44×44px以上)
- 電話番号がタップで発信できる
- PageSpeed Insightsでモバイルスコア70以上
- ファーストビューの画像が2秒以内に表示される
表示速度が1秒遅くなるとCVRが7%下がるという調査結果(Akamai)もあります。PageSpeed Insightsで現状を確認し、画像最適化・キャッシュ設定・不要なプラグイン削除から着手しましょう。
2026年からの新たな欠陥:「AI検索対策(GEO/LLMO)未対応」
2026年、もう一つ無視できない欠陥が生まれています。それは「AI検索エンジン(ChatGPT・Perplexity・Gemini・Google AI Overview)で引用されない」状態です。
従来の Google検索からの流入だけでなく、AI に「この分野ならこの会社」と認識されることが、これからの問い合わせ獲得を左右します。GEO・LLMO対策の詳細は AI検索対策(AIO/AEO)とは? をご覧ください。
問い合わせを増やすホームページ改善の優先順位
5つの欠陥を一度に直すのは大変です。次の優先順位で進めるのが現実的です。
- CTA改善(最短で効果が出る・1〜2週間)
- ファーストビュー修正(ターゲット明確化・1か月)
- 実績・お客様の声追加(信頼性強化・1〜2か月)
- スマホ最適化・表示速度改善(技術改修・1〜3か月)
- AI検索対策(GEO/LLMO)(中長期施策・3〜6か月)
よくあるご質問
Q. ホームページをリニューアルするべきか、改修するべきか判断基準は?
A. 5つの欠陥のうち3つ以上に当てはまる + スマホ表示が崩れている場合はリニューアル推奨。1〜2つなら改修で十分です。
Q. 月間アクセス数はあるのに問い合わせがないのはなぜ?
A. アクセスは来ているがCVR(問い合わせ率)が低い状態です。CTA改善とファーストビュー修正で大半が解決します。
Q. 自社でできる改善はどこまで?
A. CTAの文言変更、実績の追加、お客様の声の掲載、フォーム項目の削減は自社で可能。ファーストビュー設計、スマホ最適化、表示速度改善、GEO/LLMO対策は専門家に相談するのが効率的です。
Q. ホームページ改修の費用相場は?
A. 部分改修なら5〜15万円、全面リニューアルなら25〜80万円が中小企業向け相場です。詳しくは 中小企業のSEO対策、月いくらかかる? もご参照ください。
まとめ:問い合わせを増やす5つの改善
問い合わせが来ないホームページの欠陥は、次の5つに集約されます。
- 会社案内型 → 課題解決型へ
- ターゲット不明確 → 具体的な対象を明示
- CTAが弱い → 段階的・複数配置
- 実績・社会的証明が薄い → 数字・実名・写真
- スマホ最適化・速度不足 → モバイル70点以上を目標に
これに2026年からはAI検索対策(GEO/LLMO)が加わります。
FUN-CREATEでは、中小企業診断士6名体制で、ホームページ診断〜改修〜運用までワンストップで支援しています。「自社サイトの欠陥を洗い出してほしい」「具体的にどう直せばいいか知りたい」という方は、ホームページ制作・リニューアルサービス をご覧ください。WEB診断レポート(初回無料)もご活用ください。
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