LPのCVRを2倍にする10のチェックリスト|診断士が解説する改善の優先順位

「LPからの問い合わせが少ない」「広告費をかけてもコンバージョンしない」——LP(ランディングページ)運用で最も多い悩みです。LPのCVR(コンバージョン率)は、たった10のチェックポイントの改善で2倍以上に伸びることが珍しくありません。

本記事では、中小企業診断士の視点から、LP CVR改善の10チェックリスト改善優先順位を解説します。

目次

LP CVRの現状と改善余地

業種別の平均CVRは次の通りです。

業種 平均CVR 上位25%
BtoBサービス 2.4% 5.5%以上
BtoC(高単価商材) 1.8% 4.0%以上
BtoC(消費財) 3.2% 7.0%以上
不動産・住宅 2.1% 5.0%以上
士業・コンサル 3.0% 6.5%以上

自社CVRが業界平均以下なら、本記事の改善で2倍は射程内です。

LP CVRを2倍にする10のチェックリスト

① ファーストビューに「誰のためのLPか」を明示

訪問者は3秒で離脱を判断します。ファーストビュー(FV)で「○○でお困りの方へ」とターゲットを明示。「ホームページ制作」より「西尾市で問い合わせが来ないHPをお持ちの製造業様へ」の方が刺さります。

② ベネフィット(顧客の利益)を冒頭で約束

「サービス紹介」ではなく「結果」を約束。
NG例:高品質なホームページを制作します
OK例:問い合わせ数が平均2.3倍になるホームページを制作します

③ CTAボタンを「ファーストビュー+画面下部追従」で2か所以上

スクロール途中で離脱されないよう、画面下部に追従するボタン(CVボタン固定)を設置。ボタン文言は「お問い合わせ」より「無料で診断してもらう」のような具体的行動に。

④ 信頼性の裏付け(社会的証明)を3種類以上

  • 実績数値:「累計1,200社支援」「19年の実績」
  • お客様の声:実名・顔写真があるとCVR大幅UP
  • メディア掲載・受賞・資格・認定

⑤ FAQで購入前不安を解消

「費用は?」「対応エリアは?」「他社との違いは?」の3大不安はFAQで先に答える。FAQ後にCTAを配置するとCVRが30%程度上がる傾向があります。

⑥ フォーム項目を必要最小限に

項目が1個増えるごとにCVRが10〜15%下がります。
推奨:氏名・会社名・メール・電話・相談内容の5項目以内
「住所」「役職」「従業員数」「予算」などは商談時に聞けば十分です。

⑦ スマホで使いやすく(モバイルファースト)

  • 文字サイズ16px以上
  • ボタン高さ44px以上
  • 電話番号タップ発信対応
  • フォームをスマホで送信完了まで30秒以内に

⑧ 表示速度3秒以内に

PageSpeed Insightsモバイルスコア70以上を目標に。画像最適化(WebP化)・遅延読み込み・不要JSの削除で改善。1秒の改善でCVRが7%向上というデータもあります。

⑨ ヒートマップで「読まれていないセクション」を削除

Microsoft Clarity(無料)・Hotjar・Ptengineで、読まれていないセクションを特定し削除or順序入れ替え。LPは「足し算より引き算」が効きます。

⑩ A/Bテストで継続改善

FV画像・キャッチコピー・CTAボタン文言の3つを優先的にA/Bテスト。月1回ペースで施策を回せば、半年でCVRが2倍は現実的です。

改善の優先順位(コスパ順)

10項目すべてを同時に進めるのは現実的ではありません。次の優先順位がおすすめです。

  1. ⑥ フォーム項目削減(最短・即効性)
  2. ③ CTA追加・改善(即効性・低コスト)
  3. ① ファーストビュー修正(高効果・中コスト)
  4. ② ベネフィット明確化(高効果・低コスト)
  5. ④ 社会的証明追加(高効果・中コスト)
  6. ⑤ FAQ追加(中効果・低コスト)
  7. ⑦ スマホ最適化(高効果・中コスト)
  8. ⑧ 表示速度改善(中効果・高コスト)
  9. ⑨ ヒートマップ分析(中効果・低コスト)
  10. ⑩ A/Bテスト(継続施策)

FUN-CREATEのLP CVR改善への取り組み

FUN-CREATEでは、自社運営のECサイト(オリジナルグッズ専門店「ファンクリ」、応援うちわ専門店「ファンクリ」、ポスターフレーム専門店「アットフレーム」、越境ECサイト「FUN-CREATE overseas」)およびコーポレートサイトにおいて、本記事で紹介した10チェックリストを軸にCVR向上の改善を日々続けています。

自社で実際に検証している実装ノウハウ(フォーム最適化、FV設計、CTA配置、ヒートマップ分析、A/Bテスト運用など)を、お客様のLP改善支援にも還元しています。

よくあるご質問

Q. LP改善は自社でできますか?

A. ⑥⑨⑩は自社対応可能。①〜⑤は専門家との設計協業が効率的。⑦⑧は技術者支援が必要です。

Q. LP制作・改善の費用相場は?

A. 新規LP制作で25〜80万円、既存LPの改善で5〜30万円が中小企業向け相場。詳しくは 中小企業のSEO対策、月いくらかかる?費用相場と内製化のコツ もご覧ください。

Q. Google広告の費用対効果が悪い場合、LPかキーワードかどちらの問題?

A. CTR(クリック率)が悪ければキーワード・広告文の問題、CVRが悪ければLPの問題。Search Console・広告管理画面の数値で切り分けます。

Q. A/Bテストツールは何がおすすめ?

A. 無料ならGoogle Optimize後継のVWO Free・Optimizely Free・Microsoft Clarity Heatmaps。月数万円ならVWO・Optimizely・KARTE。

まとめ:LP CVR 2倍は「優先順位」で決まる

LPのCVR改善は、10項目を闇雲に直すのではなく、コスパ順の優先順位で進めることが成功の鍵。フォーム削減→CTA改善→FV修正の順で取り組めば、3か月で1.5倍、半年で2倍は現実的な目標です。

FUN-CREATEでは、中小企業診断士6名体制で、LP診断〜改修〜A/Bテスト運用までワンストップで支援しています。ホームページ・LP制作サービス もご覧ください。

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十文字 眞輝
十文字 眞輝監修・執筆
代表取締役 CEOFUN-CREATE株式会社
🎓 中小企業診断士 | EC・WEB運営19年超
2006年創業。自社EC19年の実運用をベースに、中小企業向けのWEB集客・DX戦略を設計。愛知県西尾市・三河地区の中小企業を中心に支援。
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